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株式会社朝日ネット様

“学生に寄り添う採用”で、知名度に頼らない新卒採用を実現

株式会社朝日ネット 人材開発室 担当課長 加々美 綾さん

概要

クライアント紹介

1990年に東京で創業し、インターネット黎明期から日本の通信を支える社会的インフラ企業。主力ブランド「ASAHIネット」を始め、教育機関向けのクラウド型教育支援システム「 manaba 」や、より高速・安定な通信を実現するIPv6接続サービスの提供を開始するなど、時代の変化に対応したサービスを展開。自己資本比率87.6%(24年3月時点)と創業以来の黒字経営継続など、安定した基盤のもと、価値ある通信サービスを提供し続けている。

支援内容

採用代行・アウトソーシング

お話を聞いた人

株式会社朝日ネット
人材開発室
担当課長
加々美 綾(かがみ あや)さん

 採用代行、導入の経緯

人材研究所(以下、-)
-本日はお時間いただきありがとうございます。早速ですが、採用代行のご依頼に至った背景について教えてください。

加々美さん
「弊社が新卒採用を始めたのは17〜18年前からで、当時はリーマンショックや東日本大震災の影響もあって、ナビ媒体だけで十分に弊社の求める人材で必要な採用数が確保できていたと思います。それが2017年頃から一気に売り手市場へと変わった中で、弊社はナビで説明会を開いて…と同じような採用手法を取っていたんです。ただそれだとやはり売り手市場の中で弊社は徐々に母集団形成が難しくなってきたんです。

 そんな時に、ご縁もあって人材研究所の方に月1でアドバイスに入っていただいて、当時はまだ一般的ではなかった「スカウト型」の採用を提案いただいたのがきっかけです。実は当時、弊社はひとり人事体制だったので、学生一人ひとりと向き合い意欲醸成していくというのがなかなかやりきれない状態で、採用代行という形でご依頼することになりました。」

-ありがとうございます!入社当初から貴社案件に携わらせていただいたので、ご契約いただいている背景を直接お伺いできて嬉しいです。最初はコンサルティングからだったんですね。

加々美さん
「採用だけでなく、組織開発もまるっとお願いしていたので、その流れで採用代行をお願いするというのは安心感もありましたね」

人材研究所の特徴

-コンサルも採用代行も、は人材研究所ならではかもしれませんね。そこから今日までご依頼を継続いただいている人材研究所の特徴はありますか?

加々美さん
「弊社でなかなかキャッチアップできない新しい採用手法だったりを都度都度ご提案いただいている点や、意欲醸成のプロセスを丁寧にやっていただいている点は非常に感謝しています。特に、弊社は200名の社員、4,5名の人事体制のもと、大人数の母集団の中から一人ひとりの学生に寄り添って意欲醸成をしていくというところがなかなかやり切れないところがあり、業界の認知度もけっして高くないなかで、まずは知ってもらうというところから丁寧にお伝えいただいているところは高く評価しているところですね。

 他社さんにお願いしたこともあったりしたんですけど、ここまで深く一人ひとりにアプローチを変えてやってくださるところはなかったですね」

-気が引き締まります。引き続き尽力いたします。

「あとは、軌道修正が少ない点もありがたいです。弊社は求める人物像が言語化しきれていないところがあったりするんですけど、細かな部分や少し曖昧な所も含めて、弊社の求める人物像や弊社風土を担当する方全員が捉えてくださっており、一人ひとりに合わせた魅力の伝え方などを一個一個軌道修正しなくても、選考が進められている点に関しても、非常に評価している点だと思っています。

それと、人材研究所さんで面接担当いただいている方々は年齢層がお若いですよね。学生の方と年齢が離れた方が面接官だと、肩ひじ張ってしまって、本音ベースの話を聞き出すのに難しかったり、ってあると思うので、それも特徴かなと思います。弊社ほどの規模感だと、OBOGでリクルーターを確立というのも難しいので、そういった役割を担っていただけているのは大変助かっています。」

採用代行ご依頼前後の変化

-それは嬉しいです!では、実際に成果として表れたのはいつ頃からですか?

加々美さん
「すぐですね(笑)人材研究所さんにご依頼前の2017年卒は、実は1名の採用だったのですが、ご依頼後の2018年卒は一気に9名まで増えましたね。母集団形成も、毎年増えていく傾向に今ある中で、ある程度計画に近い数字で集めていただいているのもビフォーアフターで異なる点かなと思います。」

-1名から9名は非常に大きな違いですね(笑) 定性的な面ではいかがでしょうか?

加々美さん
「先ほどもお伝えしたような、学生一人ひとりに対しての丁寧なフォローは大きな差ですね。学生一人ひとりに寄り添って、どういうことを求めていて、就職の軸を整理したりというのは弊社ではやり切れていなかったですが、今ではそのフォローの手厚さが、入社いただくきっかけの一つにもなってますので、すごく大きな変化があったと感じています。」

-売り手市場の中でフォローはやはり欠かせないですよね。

加々美さん
「採用とはちょっとズレてしまうんですけど、朝日ネットの人事は『人材開発室』じゃないですか。なのでもともと部のミッションが、採用もですけど”育成”にあったんですよね。その中で、採用が安定してきたことは、育成により本腰を入れられるようになったのでその意味では、それも大きな変化だったと思います。」

今後について

-本来使うべきところにリソースを割けるようになったというのは、採用代行冥利につきます。最後に、今後の展望などあればお伺いしたいです!

加々美さん
「そうですね、今はスカウトも当たり前になってきて、年々学生の方々の動きも読めなくなってきている。トレンドも毎年変わる。どれだけ内定を出せば承諾されるのかも、年によって変わってくる。そんな中で、ややギャンブル的な採用になってしまっている現状を、目標数全部ではなくても良いので、定期的に弊社にご入社いただける「安定的な採用の仕組み」を人材研究所さんの知見を活かして確立していきたいと考えています。」

-はい!今後ともよろしくお願いします!加々美さん本日はありがとうございました!

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